「i-Construction システム学寄付講座」活動紹介

お知らせ
寄付講座メンバー
Ace建設業界
への寄稿
主な研究活動
寄付講座の諸活動
WGの活動

寄付講座の概要

●i-Constructionシステム学寄付講座は、i-Constructionを実現するためのプロフェッショナルを育成することを目的に、2018年に東京大学に設置。
●日建連は、i-Construction推進の中核を担う立場から、寄付講座の趣旨に賛同いただいた会員企業からの寄付金により、研究の推進に参画し支援している。
(寄付講座には日建連のほか、建設コンサルタンツ協会、全国地質調査業協会連合会、全国測量設計業協会連合会、日本建設機械施工協会が寄付をしている。)
●社会基盤工学と精密機械工学が融合した学際的な研究体制によって、建設業の生産性の大幅向上に資する研究開発及び社会実装が進められている。
●第Ⅰ期(2018.10～2021.9)、第Ⅱ期(2021.10～2024.9)に引き続き、現在、第Ⅲ期(2024.10～2028.9)の活動を行っている。

コンサル・測量調査会社 IT企業建設会社スタートアップ建機メーカ社会基盤学専攻（学）i-Construction システム学寄付講座精密工学専攻寄附講座の活動・協調領域の共通基盤に関する研究開発・共通基盤の社会実装を目指した検討（産学官参加の検討会設置）・インフラDXを担う次世代の人材育成（リスキリング含む）・個社ニーズに応じた共同研究開発の推進・国内外の最先端事例や研究開発状況の情報収集 ※個社では解決できない技術課題を寄附講座において建設業界が一体となって解決することで現場の生産性向上を図る

お知らせ

東京大学　i-Constructionシステム学寄付講座からのお知らせ

そのほかの活動については、 i-Constructionシステム学寄付講座HP「information」をご参照下さい。

日建連からのお知らせ

2023.08.08　
日建連　2023年度 i-Constructionシステム学寄付講座成果報告会
2022.11.08　
日建連　協調領域WG報告会

寄付講座メンバー

堀田昌英教授
専門分野は社会基盤マネジメント，社会的意思決定．2021年5月より東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授．コンフリクトを伴う集団意思決定の支援システムを開発し，国内外の社会基盤整備事業に適用してきた．現在は建設生産・管理システムの制度設計，群知能を活用した建設工事の自動化等に取り組む．著書に『社会基盤マネジメント（小澤一雅と共編著）』，『海外インフラ整備プロジェクトの形成（藤野陽三，赤塚雄三，金子彰，山村直史と共著）』他．2020-21年度土木学会建設マネジメント委員会委員長，同i-Construction小委員会幹事長
小澤一雅特任教授
専門は建設マネジメント。1988年自己充填コンクリートの開発に成功し、その製造・施工・一般的設計法を示した「ハイパフォーマンスコンクリート」を1993年に出版（岡村甫・前川宏一と共著）。コンクリート構造物の施工に関する研究から、公共調達や建設事業のマネジメント問題、さらに社会基盤システムに関する研究に取組み、「社会基盤マネジメント」を2015年に出版（堀田昌英と共編著）。2017年より本寄付講座の立ち上げに尽力し、現在、特任教授。国土交通省i-Construction推進コンソーシアム企画委員会委員、土木学会建設マネジメント委員会i-Construction特別小委員会委員長
「i-Constructionシステム学」寄付講座のメンバー (顔写真をクリックするとプロフィールが表示されます。)

(2025年9月現在)

寄付講座における
主な研究活動

2021年度の成果

2020年度の成果

2020年度の成果

●会員企業との共同研究

寄付講座では、個別企業からの要望にこたえるため共同研究を受け入れている。会員企業とは以下の研究を実施しているが、いずれも寄付講座と連携した研究となっているため、その成果は寄付講座を通じて、広く社会に還元することとしている。

アスファルト混合物の品質管理試験の合理化と信頼性確保のためのブロックチェーン技術活用（大林道路）
建設情報分類体系に関する研究（清水建設）
新デバイスを用いたコンクリート工事の検査手法と認証システムの開発（鉄建建設）
建設現場でのワイヤーロープ点検システムの研究開発（鹿島建設）
複数台の建設ロボットの協調制御と施工効率化（清水建設）
土木躯体工事におけるCPSを活用した施工管理システムの開発（大林組）
研究の概要は下記のAce建設業界掲載記事「2023年12月号　データ・システム連携基盤を介した躯体の出来が可計測に関するデータ連携の検討」をご参照下さい
ブロックチェーンを活用した出来形情報管理システムの実用化（清水建設）
研究の概要は下記のAce建設業界掲載記事「2023年11月号　東大i-Con寄付講座における協調領域の研究から社会実装への挑戦」をご参照下さい
自動化建機の緊急停止システムの開発実証（大成建設）研究の概要は下記のAce建設業界掲載記事「2023年12月号　自動化建機を安全に運行させるためのシステム開発状況」をご参照下さい
2023年度の成果はこちら

Ace建設業界への寄稿
(肩書きは執筆当時のもの)

i-Construction
システム学寄付講座の諸活動

大学院生向け講義・「i-Construction システム学特論」 (2019年度～)
・「i-Constructionシステム学特別演習」 (2021年度～)
(社会基盤学専攻と精密工学専攻の学生受講)
・教科書発刊（2021年6月）

i-Construction システム学

実務者向けセミナー・ワークショップ・シンポジウム等・セミナー・連携WS、成果報告会 (2019年度~)、
・協調領域シンポジウム (2022年度~)、
・オンライン公開ワークショップ
オンライン講座 (2020年5月~)
卒論生・修論生の研究指導
国土交通省関東地方整備局との連携
・BIM/CIM推進会議・モデル事務所マッチングなど

個々の活動はこちら

協調領域検討会施工WG
の活動

調領域検討会(施工ＷＧ)の組織図

●建設現場の生産性向上を図るためには、協調領域として共同で対応することが効率的なテーマも存在する。このため、寄付講座では2022年3月に協調領域検討会を設置して、協調領域の開発整備及び運営管理等に関する検討を行っている。
●日建連は施工関係の課題を検討する「施工ＷＧ」の事務局となり、募集したテーマごとのサブＷＧを設置して、会員企業のほか、シンクタンクやITベンダー、スタートアップなど様々な企業が参加して検討を行ってきた。
●サブWGの活動は2024年度を持って終了し、施工ＷＧは新規検討テーマの受付を行うほか、他のWGからの要望に応じて適宜議論に参加する予定。

2024年度の成果はこちら

2023年度の成果

①寄付講座

②日建連　2023年度 i-Constructionシステム学寄付講座成果報告会

2022年度の成果

協調領域検討会設立記念シンポジウム