けんせつ小町

技能者STORY

”つくる”に魅せられた女性たちの物語

日建連では、専門工事を行う協力会社の
けんせつ小町も応援しています。
今回、女性技能者がどのように入職し、現在の仕事と向き合い、
これからのキャリアを描いているのかを取材し、
「“つくる”に魅せられた女性たちの物語」として
皆様にお届けします。
未来のけんせつ小町への力強いメッセージが
たくさん詰まったストーリーとなっているので、
多くの皆さんに読んでいただきたいと思います。

第10回

コンクリート圧送

コンクリート圧送は、ミキサー車で現場に運び込まれた生コンクリートを、油圧ポンプを使って施工箇所まで送り届ける仕事です。また「筒先作業」といって、打設(※)の際にホースの先端を操作して、コンクリートを的確な位置に流し込む役目も担っています(※コンクリートを流し込む作業を「打設」と呼びます)。
コンクリートは一定時間がたつと硬化して品質が落ちるため作業のスピードが問われる上に、いったん打設が始まればなかなか中断することができません。また、中にコンクリートが詰まったホースは非常に重く、その操作には体力と経験を要します。
今回登場するけんせつ小町は、母と娘の親子二代でコンクリート圧送会社を経営し、現場での打設も行う技能者です。

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第9回

鳶(とび)・大工

コンクリート圧送は、ミキサー車で現場に運び込まれた生コンクリートを、油圧ポンプを使って施工箇所まで送り届ける仕事です。また「筒先作業」といって、打設(※)の際にホースの先端を操作して、コンクリートを的確な位置に流し込む役目も担っています(※コンクリートを流し込む作業を「打設」と呼びます)。
コンクリートは一定時間がたつと硬化して品質が落ちるため作業のスピードが問われる上に、いったん打設が始まればなかなか中断することができません。また、中にコンクリートが詰まったホースは非常に重く、その操作には体力と経験を要します。
今回登場するけんせつ小町は、母と娘の親子二代でコンクリート圧送会社を経営し、現場での打設も行う技能者です。

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第8回

ダンプ運転手(だんぷうんてんしゅ)

ダンプは荷台部分が可動し、積荷をまとめておろすことができる機能がついたトラックのことを指します。主に重量のある荷物や土砂、産業廃棄物などを運搬するのに使用されます。
ダンプは最大積載量が2〜4tのものが小型、5〜8tのものが中型、9〜11tが大型と呼ばれています。一般の道路を走る際には最大積載量が11tまでのものと定められています。大規模な土木工事現場などで使用される超大型のダンプ(重ダンプ)もありますが、これらは積載量が300t近いものまであるため、普通に町中を走ることはありません。
梱包されていない砂や土砂を運搬するため、荷物の積込みは主にショベルカーなどの重機を使って行われます。重労働を必要せず、運転免許があれば従事することが可能です。
運転免許は運転するダンプの車両と最大積載量によって、種類が異なります。最大積載量3t未満、車両総重量5t未満の場合は、普通免許で運転できます。最大積載量3〜6.5t、車両総重量5〜11tは中型免許が必要です。さらに、最大積載量6.5t以上、車両総重量重量11t以上は、大型免許が必要になります。

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第7回

スリーブ工(すりーぶこう)

スリーブとは、給排水や空調のための管を部屋や階を超えて壁や床・梁などを貫通させる場合に、そのスペースを確保するための管です。これらの管は紙筒(ボイド管)や塩ビ、鋼板が用いられ、コンクリート打設後に後付けすることができないので、コンクリート打設前に、あらかじめ設置する作業が必要です。この作業をする技能者をスリーブ工と言います。
具体的にはスリーブの位置に工事の基準となる線をしるす「墨出し」、スリーブ材の取り付けを行う「スリーブ工事」、天井に配管やダクトを吊るボルト用のめねじを予めコンクリート打設前の床面に打ち込んでおく「インサート工事」を行います。
設備工事の一部として多くの人たちと協力しながら建設物の設備工事を完成させ、使う人のライフラインを支える仕事として重要視されている仕事です。

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第6回

重機オペレーター【大型クレーン、軌陸車】(じゅうきおぺれーたー)

工事現場における資材の運搬や移動にはクレーンやダンプカーが使用され、そのオペレーターは特殊な免許を必要とし、現場でも重要な役割を担っています。中でも鉄道に関する工事現場では移動のための道路がないことから、線路の上を走ることができる「軌陸車(きりくしゃ)」という特殊な車輌の運転が必要とされます。
今回取材させていただいた重機オペレーターは鉄道現場で駅舎の上にそびえる巨大なトラベラークレーンと軌陸車という2つの重機を操縦するけんせつ小町。鉄道工事という時間や場所の制限が多い工事で軌陸車の運転と、資材を積み下ろしするためのクレーン操縦をマルチにこなす技能を持ったプロフェッショナルです。

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第5回

バックホウオペレーター(ばっくほうおぺれーたー)

建設工事現場では土ならし、掘削、移動、運搬などのために様々な重機(建設機械)が活躍しています。
特に造成時は土の掘削、移動にバックホウ(ショベルカー)が欠かせません。このバックホウを指定の位置まで移動させ、操縦するのが「バックホウオペレーター。基礎となる地盤を調整するエキスパートたちです。
近年では女性の重機オペレーターが増え、今回取材させていただいた現場でもバックホウだけではなくダンプなど大型の重機を操る女性たちの姿を見かけ、この業界で女性が活躍する機会が増えていることがうかがえました。

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第4回

左官(さかん)

建物の仕上げ工事で土や素原料を施工現場で調合し、塗りつけていく仕事です。もともとは芸術的な建造物の造形を担ってきましたが、最近は塗装、ブロック壁装、張り床などの仕上げ工事のための下地造が多くなっています。
近年は自然素材が見直され、外壁だけではなく住宅や店舗の内装にも多く施工されるようになりました。

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第3回

配管工(はいかんこう)

建築工事では、建物の躯体(床・壁・柱など)が出来上がると、建物内部の設備工事が開始され、建物内の各所へ水・ガスや電気を送り届けるための配管や配線工事と共に、各部屋の中で手洗い器、便器といった衛生器具の取り付けや冷暖房機器、照明器具などの取り付けが行われます。
配管工は水道管やガス管などの配管を取り付ける工種のことで、主に給排水設備、ガス設備、空調設備といった、建築設備分野の工事を行います。
今回取材させていただいた際に行っていた工事は「TES工事」と呼ばれ、 「Thin & Economical System」(ガス温水給湯暖房システム)という、ガスによって温められた温水を利用した、暖房システムのことです。近年、新築マンションでは多く採用されているシステムで、工事業者の需要も高まっています。

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第2回

内装仕上げ工(ないそうしあげこう)

マンションや病院、オフィスなど建築物の室内において、天井・壁・床・家具等の仕上げのクロスを貼る工程を担当します。室内での作業のため全天候型の作業です。

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第1回

鉄筋工(てっきんこう)

鉄筋コンクリート構造物のコンクリートの中には、外からは見えませんが、骨組みとなるかご状の鉄筋が埋め込まれています。この鉄筋を建造物の構造図に従って組み立てていくのが、鉄筋工事業の仕事です。

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