ACe建設業界
2013年11月号 【ACe建設業界】
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[碑文]

大友亀太郎の銅像 碑文

 
   


【正面】
大友亀太郎像

【銅像横の碑石の碑文】
 札幌開拓の先駆者・大友亀太郎は、
天保五年(一八三四)に現在の神奈川
県小田原市で生れた。二宮尊徳の門
に学び「人の一生は金銀財宝に富め
るにあらず、積善の道に如かず」を
信念とした。安政五年(一八五八)に
渡道し、慶応二年(一八六六)には箱
館奉行に蝦夷地開墾の計画書を提
出するとともに石狩地方開拓の命を
受け、札幌市東区(旧・元村)に土
地を選んで開墾し、札幌の街づくり
の発端となった。明治二年(一八六九)
これを開拓使に引き継ぎ、翌三年
札幌を去った。亀太郎が堀った大友
堀は今日の創成川の基となって街
の中心部を流れ続けている。
 昭和六十一年五月
    製作者 農民彫刻家 松田与一
    題字  札幌市長  板垣武四
    大友亀太郎像建立実行委員会
        委員長   清水利信
   〔財団法人北海道報徳社社長理事〕

 










 
大友亀太郎像 復元された創成橋
大友亀太郎像 復元された創成橋










 
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